
今日もウワノソラヒルズのスタジオからお届けします、青山バジルです。
二足のワラジは履くな!1つのことをコツコツと!
そんな言葉って未だに聞きますよね、ですが今はもうそんな時代ではないわけです。私バジルも2足のワラジを履いているのですが、ついに3足目に突入します。
実はメリットだらけなんですよ。
もくじ
おこずかいが増える
私の場合は、今会社をやっているんですが、それとは別の事業を立ち上げました。
と書くと、会社経営をしてるんだからできるんだろう!と言われそうなんですが、実はサラリーマン時代から副業をやってました。
今40歳で、サラリーマン副業やっていた時代は23歳です。当時はダブルワークという文化がなかったので上司に見つかってこっぴどく怒られましたが・・。
当たり前ですが、2足のわらじを履くと収入は増えます。おこずかいが増えます。
異なる人脈ができる
これ、面白いです。
今まで知り合えなかったような、属性の違う人との出会いがあります。
業界が変わればそれはそうですよね、話す言葉も服装も、なにもかも。まったく別次元にやってきたようで、新鮮で面白いんです。
別の角度から捉えられる
1つの仕事や業界だけにいると、視野が狭くなります。
自分が認識している物が見えるのが脳というもので、もしお子さんがいない方ならベビーカーは目に映らないでしょう。
ベビーカーはこの世にたくさん走っているのに。野球に興味がなければ、巨人のユニフォームの人が電車に乗っていても気にもとめないと思います。逆に巨人のファンなら誰のユニフォームか?と必ず確認するはずです。
また毎日同じ人と一緒にいると、やはり視野は狭まります。話している内容もさほど変わらず、見ている景色も一緒でしょう。
ところが二足のわらじを履くと、今までやっていた仕事や業界、今までの自分を別の人のように見ることができるんです。
スーパーの仕入れをやっていたあなたが、著作権の管理の仕事を始めたとして、きっと同じように捉えませんよね?
新しい展開になりやすい
二足のわらじは、1つのことをやっているよりも新しい展開になりやすいです。
1つのことをやっているだけでは、例えばその業界ではプロかもしれません。
しかしあれもこれもできるプロ、というのは希少価値があって、さらに新しいビジネスに発展したりします。
例えば私が契約している税理士は、百貨店で販売をしていてトップセールスだった実績があり、海外で会社経営もしていて、税理士でもある方です。こういう人は、経営もわかっていて税務も見てくれるのでこちらも重宝します。
ただの税理士だと、税のことはわかっても会社経営とか、経営者のぶっちゃけの気持ちというのがわかりません。
二足のわらじを履くと、100人に1人のスターにそれだけでなれるわけです。
すると、そういう人にチャンスが集まります。こうして思わぬ展開が、ということは珍しくありません。
転職・起業に有利
そういう掛け合わせのプロは、転職市場でも重宝されるのです。
例えば実際に私バジルの会社に面接に来てくれる方はたくさんいるのですが、接客という仕事をとってもこうなります。
高級ホテルでの接客の経験があります!
こういう方は少なくないわけです、が、
接客経験があります。また、Photoshopでデザインもできます。
と、こう書かれていると正直経営陣としては嬉しいんです。
接客しつつ、こういうダイレクトメールをお客さんに送ろう!とイメージできる人だろう、と思うわけです。またお客様から質問があっても絵で解説できるかもしれません。
デザイナーだって、デザインだけできるというよりも、HTMLもわかる、ワードプレスも動かせる、それで文章も書けるデザイナーとか、企画して取材をして記事を作れて、店長もできるとか、業界にもよりますがかなり有利になります。希少なのですからそれはそうですよね。
最初は一足のわらじでいい
当たり前ですが、最初から二足のわらじを履こう!というわけではありません。
まず1つ。その1つをある程度極めて余裕が出た時に、次に何かスタートする。
英語に加えて中国語、フランス語でも良いと思います。
最初から二足のわらじでもいい
私、バジルはかねてから英語を勉強するなら同時に中国語を勉強したいな、と思っていました。主語と述語の構成や、発音も似た部分があるのです。ところがそういうスクールを探してもないですし、スクールに相談してもまずは英語からが良いでしょう、2つ同時は・・・という反応でした。
それもわかるんですが、最初混乱して時間がかかっても、結局後で倍増して伸びる気がしたのです。
また、ビジネスでは複数のプロジェクトを同時に運営するのは極めて当たり前のことです。それは、どれかがこけても、どれかが当たる、という確率論です。
天才バッターのイチローでも、10回打席に立って4回打てれば天才です。6回は失敗するわけですね。
6回は失敗してもいい、それで天才。
3割バッターでも重宝されるなら、7回失敗できます。
極端にいえば、同時に10個のプロジェクトを進行することがもしできたなら、そのうち1個くらいは当たるかもしれないわけです。ビジネスの考えなら、うまくいったその1つを伸ばして、あとは中止しても良いわけです。
サンクスコストという考え方
こうやって考えると、いやいや、これだけ時間と費用かけたんだから、今さらやめられないでしょう、としがみつきたくなるんです。
でも、ここは割り切ってこう考えてみるとうまくいきます。
もし今から同じプロジェクトに時間とお金を使うとして、やるか?
答えがNOならすぐやめるべきです。
二足のわらじにもデメリットはある
もちろん二足のわらじを履くということは、デメリットもあります。
まず、出費は増えます。当然ですが、2足のわらじを履くと出費も増えます。
付き合う人も増えますし、必要経費も増えます。
ライターとして生きていたら必要がなかった、ビジネスバッグを買う必要が出てくるかもしれません。
それから、頭がごちゃごちゃになります。
しっかり整理しておかないと、頭の中はごちゃごちゃになります。
こういうカオス状態から何かが生まれるということもありますが、今何をやっているのか?時々パンクしそうになります。
プロジェクト毎にタスクをわけ、ノートやPCもフォルダ分けなどしっかり整理しておく必要があります。
まとめ
メリット、デメリットはあるにせよ、やはり二足のわらじを履くべきです、サラリーマンは特にです。
これからの時代、どんな変化があるかわかりません。
私が社会に出た20年前、スマホは当然ありません。私は車を販売していましたが、カーナビも売れました。今はスマホでもカーナビの役割ができます、無料です。
カーナビが主力商品の企業に勤めていたら、今どうなっていたのか?と考えると、技術を生かして商品をチェンジするとか、いろんな道はあるでしょうけど、確実に衰退する業界からのゲームとなります。
つまり、今のスタンダードは1年後のスタンダードとは限らないわけです。
移り変わりが早いこの時代だからこそ、二足のわらじを履くことは必須だとバジルは思うわけであります。
以上、ウワノソラ ヒルズのスタジオからお届けしました。
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