今日もウワノソラヒルズのスタジオからお届けします、はい、青山バジルです。

バジルはアパレルの会社をやってるんです。

高級な衣料の部類なので、私自分も着る服はファストファッションなどのお店で買うことはほぼなかったんですが、、

なぜか仕事で東京郊外に行ったときに、ふとGUが目に入りました。

GUでスプリングコートを見つけ、羽織ってみると・・・

え、素材はともかくとしてすごく形が素敵!
今のGUってなかなかやるな!と思いまして、価格を見たら・・・

4990円!?

や、やすい。

アパレルは随分と安くなってしまったなあとちょっと残念な気持ちになりましたが、せっかくなのでちょっと買ってみることにしました。着た感じも確かめてみたかったのです。

そして、自動レジ!バジル、GUの自動レジを使うのは初です。

ちょっとやってみます。

自動レジを体験してみる

まずはレジボックスの下にハンガーを外した商品を入れます。

はい、入れました。1点のみです。

バジル、GUのアプリ会員ではないため、会員以外を選びます。

お、早速表示された。

1点で、金額もあっています。

ビッグテーラードコートっていうのか。

現金もクレジットも対応できて、領収書も発行できるようになっています。

カードをスワイプ。

シュッ、おお、気持ちいい。なんなんでしょうこの感覚は。

びろっとレシートが出てきましたね。

ここまで1分くらい。

こりゃあ便利です。

何よりも、人がいらないわけですよ。

これまでピーッってバーコード通して袋に詰める、その人がいらなくなってしまいました。

レジ打ちをやった学生時代

スーパーなんかでは袋詰めは自分でやってね、となっていることがありますが、袋はおろかレジすら人がいらないというこの仕組み。
学生の時にレジ打ちのアルバイトをしたことがあります。来る日も来る日もレジに立って、ピッとバーコードをかざして、合計金額を告げる。時にはセール品のボタンを押したり、2個まとめ買いのボタンを押したりということはありますが、ほぼ何かと考えることもなくレジを打つ。

打つというか打つほどのことはないんですよね、
いつかこれ自動化されないかなと思ったものです。自動化されちゃいましたよ。
バジルが学生の時にいただいていた時給は850円でしたから、なんだかんだで月に10万円くらい捻出していたものです。
でももう企業としてはその10万円を別のことに投資できるわけです。

産業革命でこういう風に機械化されたために、仕事がなくなって、人々は機械を壊そう!と暴動を起こしたわけですが、それは違いますよね。

機械壊したって・・・。

じゃなくて、その分人間にしかできないことができるんです。

クリエイティブなこと。面白い企画とか、そういうこと。

それからおもてなしです。これは現段階ではまだAIではできませんよね。近いところまでは来ていますが・・・。

人にしかできないことに集中する

できるだけIT化できるところはする、そして大切な部分に集中する。

そして、そういう高い企画力、高いおもてなし力、高いコミュニケーション能力、それから機械をクリエイトする、というような人しか残らない、というような社会はそんなに遠くないと思います。自動レジはほんの入り口ですよ。

もう全部ECでも良いわけです。店舗で羽織って、あとはECサイトで買う。

店舗で試着だけして、メルカリで買うという人も多いですよね。これは店舗としては厳しい状況なのは言うまでもありません。

店舗の弱み、それはレジ。多くの買い物客はレジで待ちます。そこまでは割とスミーズに買い物かごに入れていたのに。そういう無駄も自動レジならなくなりますよ。

おまけ

4990円ですが、悪くなかったスプリングコート。

正式名称はビッグテーラードコート。

さすがに素材は化学繊維なので経年変化を楽しむ、といった類でもないですが、ちょっと着るには悪くないですよね。こんなに服が安いんだなあ、と改めて驚いたのでした。

以上、ウワノソラヒルズのスタジオから、アパレル業界はどうなっていくのだろうか?といろいろと考えてしまった青山バジルがお届けしました。

 

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ABOUTこの記事をかいた人

青山バジル

アパレル企業経営者。 大手企業に新卒入社するも3年で退社。その後フリーター、フリーランスを経てベンチャー企業に入社。現在はアパレルの会社を経営しながら面接を行う日々。 大手から中小企業、フリーランスまで自分自身の様々な仕事経験から、働き方に悩むビジネスマンに向けてメッセージを役に立つことをお届けします。