通貨の本質は同じ!ハイパーインフレのベネズエラの仮想通貨《ペトロ》がアメリカで使用禁止。




今日もウワノソラヒルズのスタジオからお届けします、はい、青山バジルです。

ラミレス、ペタジーニ。そういった選手の出身国、南米のベネズエラ。

なんとベネズエラはハイパーインフレが起こっています。

ハイパーインフレって、日本も決して他人事ではありません。
簡単に言えば、お金の価値がかなり低くなっている、ということです。
例えば日本も借金まみれですから、ある日政府がこう発表するかもしれません。

ハイパーインフレって?

今日から、100円を1円にします!と。

ベネズエラの1年の物価上昇率は6147%。

物価上昇率が6147%ってどういうことでしょう?

ある日100円のパンが、翌朝起きると200円になっている。

次の日は300円になり、

こうして1年後に6147円になっている!ということです。

100円だったのに、1年前は。
今やパンは6147円出さないと買えないのか・・・。

もうお金を持っていることが意味をなさなくなってしまいます。

政府が仮想通貨を発行

そういう驚きのハイパーインフレが起こっているのがベネズエラ。

そんなベネズエラ、世界でもなかなか類を見ない、政府が発行する仮想通貨があります。

その名はペトロ。

ペトロはベネズエラが発行した仮想通貨。
これで73500万ドルが手に入った!と大統領はいっています。

ところが、トランプ米大統領は3月19日、ペトロのアメリカ国民の取引、アメリカ国内での使用を禁止する!と大統領令を出しましたね。

仮想通貨で資金集め

結局ただの資金集めです、ベネズエラの仮想通貨。
そしてアメリカがNoといったら、それで価値を失いますよね。
通貨って、お互いが価値を認めていないと成立しないのです。

もともとは物々交換だったわけです。
肉を持っている、魚が欲しいな、と。
それで、魚2匹、この肉でちょうだい!
ちょうど肉も欲しいし、いいよ!と。

で、これだと肉が新鮮なうちでないと成立しないんですよ。
貯蔵できない。

それに、魚を持っている人が必ずしも肉が欲しいとは限りません。

だから一定の価値を意味する通貨ができました。

でも、言って見ればもともとは貝とかそんなだったわけです。
そのたかだか貝が、お互いに価値があると認めているからこそ成り立っている。
でも、あなたの国は価値がないよ、ということが通貨の暴落に繋がります。

それを仮想通貨に置き換えたって、本質は同じです。

以上、ウワノソラヒルズのスタジオから、ハイパーインフレに備えて畑が欲しい!と思っている青山バジルがお届けしました。

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ABOUTこの記事をかいた人

青山バジル

アパレル企業経営者。 大手企業に新卒入社するも3年で退社。その後フリーター、フリーランスを経てベンチャー企業に入社。現在はアパレルの会社を経営しながら面接を行う日々。 大手から中小企業、フリーランスまで自分自身の様々な仕事経験から、働き方に悩むビジネスマンに向けてメッセージを役に立つことをお届けします。