グッドはグレイトの敵!涙が止まらなかった卒業式を振り返る




今日もウワノソラヒルズのスタジオからお届けします、はい、青山バジルです。

卒業式シーズン到来で、あちこちで卒業式が行われていましたね。

私も気がつけば40歳。
卒業して約20年の月日が経過したわけです。

そして今や子供たちの卒業に立ち会うという、なんとも不思議なものです。

中学の卒業写真は欄外にいた

私、学生生活で良い思い出ってほとんどないんです。
中学時代はあまりにも学校が嫌で引きこもっていた時代もありますから。
中学の卒業アルバムの写真は、よくある右上の丸の中の人なんです!

不良というわけではサラサラないんですが、学校には馴染めませんでした。
勉強も好きだったか?と言われたら嫌いではないけど好きでもない。
成績は中の下、つまり下から数えた方が早いタイプです。
クラスではいろいろとイジメに合ってしまい、まあいじめられる方も悪い!なんて言いますが、私はあんまり話せないタイプでしたからね、いじめの対象にしやすかったんだと思います。

それで中学2年生の真ん中から学校に行かなくなりました。
行かなく、というよりも行けなくなったんです。
そうこうして3年生になり、卒業を迎えました。

なので、卒業!と言われてもまったくピンときません。

むしろ、これからどうなっちゃうの・・という感じですね。

普通の高校は全部落ちました

いろいろと高校受験したんですが、やっぱりそもそも学校に行っていないわけですから、内申点が足りないのです。

滑り止め含め全部落ちちゃって。

もうどうにもこうにもならず、高校は夜間学校に行くことになりました。

田舎の夜間学校ですから、18時からのヤンキーが集まる学校とでもいいましょうか。

高校には、18時になると物凄い車高の低い車が、ガンガンと音楽を鳴らして入ってきます。

え?この人たちと勉強するの?
と思いましたし、日中学校にいる人たちは目も合わせないんですね。
そりゃそうです、合わせたら怖いですもん。

そこに自転車で乗って学校にいって、こそこそと内履きに履き替えて登校しました。
そういういわゆる地方のヤンキーの人は、男気があってプライドを持ってて、みんな結構優しいんだ、とわかりました。

ヤンキーは魅力的な人が多かった

そしてモテる。
異性に、とくかく魅力的なんですね。
勉強も意味を見出していないだけで、地頭はいいんだ!と驚きました。
失礼ながらヤンキーのイメージが覆りました。

夜間高校の卒業式は、まあみんなやりたがらないということもあって、私が代表を務めました。
前に出て、卒業証書を貰う学年の代表です。
これが生まれて初めての代表です。

こうして進学しました。
が、ここではいろいろとやらかしてしまいまして。
ビジネスをはじめたんです。

夢見たキャンバスライフで、完全に孤立

学生でビジネスというと聞こえはいいんですが、人が人を紹介する、いわゆるビジネスに誘われました。なんでもやってみよう!という性格でしたから、やろう!と始めるんですね。

これが学校中の噂になりました。
昨日まで一緒に飲んでた友達が、急に避けて話さないようになりました。

え?絵に描いたような展開じゃん。

毎週一緒に飲んでいたのに・・・

そんなもんだったの?俺たちの人間関係?
学校で、あいつは怪しいビジネスやってる。気が狂ってる。誘われるぞ!となったんですね。
恐ろしい、集団心理って。

そして、私はそのくらいの浅い人間関係しか作っていなかったんです。

その時にそれでも話しをしてきた友人が1人だけいます。
彼とは今でも友達です。

泣きじゃくった卒業式

ということで、散々たる状況でしたので、実は卒業式は泣き濡れました。
一応は単位を取得するために在籍していましたし、耐えていました。

でも、間違いではなかったと思っています。
人に何と思われようとも、自分の道を信じて突き進む。
それで結果が出なくても、必ず得るものがある、と心でわかるようになりました。

私はあの学校で、なあなあな学生友達と青春を過ごしていたら、緩いサラリーマンになっていたと思います。

誰も話す人がいなくなって、これからどうしたらいいか。
孤独だったのでとにかく考えました。

同学年の人たちの理解は得られませんでしたから、先輩と接触したり。
先輩は1年先を経験してるんです。
最初は居心地悪い思いがありましたが、徐々に慣れて、1年先のできごとを教えてもらえるようになりました。

例えば、企業面接に行ったらこう言われた。その時はこう返答したら良かったけど、うまくいかなかったんだよね。というような、生の面接情報を貰うことができたり。

そこそこ良い!は偉大の敵

GoodはGreatの敵です。
今の環境がそれなりに良いと、そこに甘んじて成長ってストップしちゃうんです。
だから、今が悪い方が良い。
これ以上下はない。
あとは成長するのみだから。

以上、ウワノソラヒルズのスタジオから、また一つ環境を変えようと思った青山バジルがお届けしました。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

ABOUTこの記事をかいた人

青山バジル

アパレル企業経営者。 大手企業に新卒入社するも3年で退社。その後フリーター、フリーランスを経てベンチャー企業に入社。現在はアパレルの会社を経営しながら面接を行う日々。 大手から中小企業、フリーランスまで自分自身の様々な仕事経験から、働き方に悩むビジネスマンに向けてメッセージを役に立つことをお届けします。