フェイスブック離れが進む今、インスタではなくブログやオウンドメディアを始めた方が良い4つの理由




今日もウワノソラヒルズのスタジオからお届けします、青山バジルです。

フェイスブックは登録していますか?

日々更新している方もいれば、見ているだけという方もいるかもしれません。

しかし、このフェイスブック、中高年が離れてインスタグラムにスイッチしているのは皆様お察しの通りかと思いますが、一体なぜこんなことが起こっているのか?そして、今こそインスタグラムではなくブログを始めた方が良い理由をご説明したいと思います。

なぜブログをやって方が良いのか?

なぜブログをやった方が良いのか?

今更では?

そう思うかもしれません。ですが、ブログをスタートした方が良い理由は大きく4つあります。

  1. 現在のSNSはなくなる可能性がある、ブログ・オウンドメディアはなくならない
  2. SNSの情報は検索されない、ブログ・オウンドメディアは検索される
  3. SNSは収益化しづらい、ブログ・オウンドメディアは収益化しやすい
  4. SNSは取材依頼はきづらい、ブログ・オウンドメディアは取材依頼がきやすい

こんなところだと思います。

ミクティ、ツイッター、SNSは移り変わっている

私が最初にSNSに出会ったのは、ミクシィという匿名で繋がれるSNSでした。

コミュニティというグループを作成して、好きな人同士で集まってオフ会というイベントをやったり、名刺交換した人がどんどんミクシィで繋がってお互いの日記を見る、というまさにSNSの走りでした。

足跡という機能が、良くも悪くも気になる機能で、これはなかなか秀逸でした。

誰かがあなたのページに来ると、いつ、何回訪問したか?がわかるのです。

逆にあの人来ていないな・・というようなことも意識するようになるのです。

こうして私も含め、このSNSにどっぷりはまっていった人が続出しました。

時代はフェイスブックへ

今や世界中にユーザーがいる、飛ぶ鳥落とすフェイスブックですが、ミクシィブームは突如このフェイスブックに取って代わられるのです。じわじわと日本でもユーザーを増やします。

2017年のデータでは、2,800万人が国内のフェイスブックユーザーで、22億3000万人が世界のフェイスブックユーザーと言われます。

ところがこのフェイスブック、気軽につながりを持てる実名のSNSですが、いいね!をした・しないといったことを億劫に感じる人が増えつつあります。

ある人のタイムラインにはいいねをした、ある人にはしないというわけにもいかずペタペタとご挨拶のようにいいねをする、義務感のようになってしまいますよね。

そして、タイムラインにはコメント機能があり、コメントに対しては返信するのが一般的な流れです。

近年広がりを見せたフェイスブックは、仕事関係でも繋がりを持ってしまったために、コメントを返信せざるを得ない、という面倒くささも一面としてあるようです。

私のお世話になっている会計の会社を経営する経営者の方も、クライアント企業の方とフェイスブックで繋がっていったある日のこと。

クライアント企業が資金繰りで悩んでいる時に、美味しいディナーの写真をアップするのは気がひける・・・そもそもそういったことに気をつかうのが煩わしいんです。と話していました。

若い人が中心だったインスタグラムへ

こうして、写真を投稿して、コメントも絶対に返信しないといけないわけではないインスタグラムに流れていっているというわけです。

インスタは若年層が中心のSNSでした。

もともとその理由は、お父さんがフェイスブックをやっている、という娘は、デート写真をフェイスブックにアップしたいはずがありません。

夜遊びの模様をアップしてコメントでお叱りのメッセージなどもらった日にはたまったものではありません。

私の仲の良いある若手の男性は、独立開業をしました。

これからがんばります!というようなことをフェイスブックに書いた時、まっさきにこんなコメントが書かれていました。

《これから、・・・(名前)をよろしくお願いします!》

なんと、フェイスブックをやっているお父さんが、息子をよろしく!と愛のあるコメントを。もちろん素敵なことではありますが。

こうしたことで、フェイスブックはビジネスアカウントを分けて持っている方も少なくありませんが、やはり繋がるということは全てがオープンとなってしまい、煩わしいことも発生してくるわけです。

公開範囲指定といって、誰に投稿を見せるか?また見せないか?なども細かく設定はできます。ですが、結婚式でどこからどこまでを親族として呼んで、どの席にするか?などを決めるような気苦労がないともいえないわけです。

それでインスタグラムならどうか?というと、自分の好きな物や事に照準を合わせて、自由にフォローしたり、または外したり、いいねするかどうか?の基準ももう少しソフトなのです。

投稿する際も写真が中心ですから、文章を書かなくても良いのも気軽ですし、良い写真を上げられれば見ず知らずの海外の方などからもいいねが付き、いいねも集まりやすい。

時代はこうして移り変わっているというわけです。

SNSはいつなくなるかわからない

しかし、ということは完璧なSNSというものはありません。

ある日使っていたSNSの会社が、資金的な理由からサービスを停止するかもしれません。

そうすると、それまでアップした写真や文章はどうなってしまうのでしょうか。

アルバムとして記録しつつ、保管していたあの写真たちは?

たくさんのいいね!がついた、しっかりと書き綴った内容は?

ブログ・オウンドメディアは世界中で運営されている

反対にブログは、ライブドア、アメブロのようなブログも各社から出ていますが、それ以外にもワードプレスなどで自分で構築することもできます。

自由度も高いため、ウェブサイト代わりに使用している企業もあり、たくさんの個人や団体が情報発信するツールとして利用しています。

ブログはある特定の企業が提供しているプラットフォームではないのです。

だから、ある日ブログがなくなるというのはなかなか考えづらいことです。

フロー型メディアとストック型メディア

もう1つ、実はフェイスブックのようなSNSは、フロー型メディアと呼ばれています。

フロー型メディアとは日記やニュースなどを次々と新しい情報で更新され、古い情報は埋もれていく傾向にあります。

またGoogleやYahooといった検索エンジンには引っかからないのが多くのSNSの特徴でもあります。

ところが、ブログやオウンドメディアはストック型メディアといって、情報が蓄積されて検索で引っかかります。

例えば私バジルは2005年からブログを書いているのですが、2005年に書いた記事は未だに読まれています。

実際に私がやっている会社に入社した方なんかは、2007年に書いたある記事を読んで感銘を受け、それで面接に行こうと思ったそうです。

こんな風に、ブログなら広いウェブの海で検索される、しかも過去書いた記事が蓄積されていくのです。

ブログ・オウンドメディアは収益化できる

フェイスブックやインスタグラムは、単独では収益化はできません。

それはそのはずで、フェイスブックが広告で収益化するために、一般の人や企業に無料で提供しているのです。

フェイスブック広告というのがあります。

フェイスブックのタイムライン上に出てくる広告ですが、これは出稿している企業側は、1クリックいくら、というカウントでフェイスブックにお金を払うわけです。

当たり前ですが、フェイスブックは広告によって収益を得ますよね。

ブログなら、例えば私バジルもワードプレスを使ってこのウワノソラヒルズというブログを書いていますが、広告を貼ることはこちらの裁量で可能です。

ブログからお客さんや取材の話が

そして、ブログはストック型のメディアという事も関係して、検索によって見ず知らずの方があなたのブログを見ることになります。

そこで多少なり専門的なことや、魅力的なことが書かれていたとしましょう。

するとその記事を通してお客さんがやってきたり、取材の話が舞い込みます。

私、バジルはお客さん、取材はもちろんですが、テレビコマーシャルのお仕事、会社の求人の面接希望、ビジネスでの提携の話など様々なお話しをいただきました。

これは会社をやっている・やっていないに関わりません。

私はいくつもブログを運営しているのですが、その1つに個人として運営しているブログがあります。こちらにも、先日企業様からの問い合わせがありました。こんな企画をしているんだけど、どうでしょう?と。

こんな風に可能性が広がるのがブログの特徴です。

消費者は売り込まれたくない

ブログ・オウンドメディアの特徴は商品の売り込みではないことです。

企業でオウンドメディアを始めると、どうしてもサービスや商品の特徴を説明したくなるのですが、消費者が望んでいるのはそういう情報ではないんです。

例えば洗剤を紹介したい場合、洗剤を使って綺麗にする方法でも良いのですが、

台所の汚れを落とすコツを紹介したり、掃除が楽しくなるコツなどを紹介してファンを作って、結果洗剤に繋げていくのが良いわけです。

良質なコンテンツは自然と広がっていきます、読者の方の年齢層や、ライフスタイルを考えて情報発信していくことが全てというわけです。

ブログはエンジン、SNSはガソリン

これまでSNSよりブログやオウンドメディア、と買いてきました。とはいえ、SNSにはSNSの良さがたくさんあります。

私はブログはエンジン、SNSはガソリンだと思っています。

自動車を走らせるにはエンジンは必要ですが、ガソリンを入れることで走り出す。

ブログという軸になる記事を作っても、すぐに読者が見たい情報にたどり着くわけではありません。

検索エンジンでひっかかるのにも時間がかかるのです。そこでフェイスブックやツイッターといったSNSに更新したブログ記事を公開します。

またこういったところで拡散してもらえれば、記事はあなたのことをもともと知らなかった誰かにも広がっていく、まさにガソリンがSNSだと思います。

まとめ

フェイスブック離れが進んでいる中、インスタグラムにスイッチする人が増えています。

しかし、SNSにも弱点があるので、ブログ・オウンドメディアで発信していくことが有利になってきます。

人々がどんどん簡単なツールに流れていったとしても、やはり活字はなくなりません。

最初からうまい文章は必要ありません、まずはブログを初めてみるということが大事だと思います。

以上、ウワノソラ ヒルズのスタジオからお届けしました。

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ABOUTこの記事をかいた人

青山バジル

アパレル企業経営者。 大手企業に新卒入社するも3年で退社。その後フリーター、フリーランスを経てベンチャー企業に入社。現在はアパレルの会社を経営しながら面接を行う日々。 大手から中小企業、フリーランスまで自分自身の様々な仕事経験から、働き方に悩むビジネスマンに向けてメッセージを役に立つことをお届けします。