大切な物をなくしたメッセージ 




ウワノソラ ヒルズのスタジオからお届けしています、青山バジルです。

物がない・・・

あるべきところに、あるはずの物がないと困りますよね。

困って、探して、ない。ないまま仕事に行って、気がきじゃあありません。どこに行ったのだろう?きっとあるはずだ。別のところに置いたんだろうか?

大切な物であればあるほど、悔やまれます。

大切な物を無くして気づいたこと

大切な物、実際の物自体は思い当たるところを探しましたが出てきませんでした。

ショックに打ちひしがれていても仕方がない、と割り切ってみることが大事です。

実は、物がなくなったという事実はたくさんのヒントやメッセージであったりします。

物に執着していないか?

物がなくなる、ということはとてもショックなことです。

ですが、もともとはその物を持っていなかったわけです。

いつしか何かのきっかけであなたの元へとやってきました。

欲しくて買ったのかもしれませんし、大切な方からのプレゼントかもしれません。高価なものかもしれませんし、もう手に入らない物かもしれません。

ですが、生まれた時から持っていた物ではないでしょう。

6歳の時から持っていた物でしょうか?

私の場合は5年前に買った大切な腕時計で、思い入れもありますし、とても気に入っていたアンティーク時計です。それなりの金額でもあり、持っている物の中でも群を抜いて高価な物です。

それがなければ困る・・外出できない・・そんなことはありません。

でも気になって仕方ない、という気持ちは痛いほどわかります(私もそうでした)

しかし、それは自分が物を使いこなしているんではなくて、物に自分が使われている、振り回されているんですよね。あくまでもあなたあっての物なのです。

さらに自分を高められるチャンス

過去大切にしていた物が自分から離れるタイミングというのは、なんらかの変革の時ということが多いです。

そういう時、物だけでなく人や職場、いろいろなことがこちらの意図せず変わりやすい時期だったり。

いろいろなことが重なってくるので、どうしたんだろう・・?と心配になる時ではありますが、実は今のあなたのエネルギーが、過去のエネルギーと違ってきているから起こることでもあります。

学生時代、とても仲が良かったけど最近会わないな、という友人に似ています。あの頃はとっても仲が良かったけど、社会人になってお互い別々の道を歩んでいって、それぞれの成長の度合いも、出会う人も、抱えている問題も違ってきます。

こうしてエネルギーが変わると一緒にはいなくなります。決して喧嘩別れというわけではないのですが、また会おうと思えば会えますが、あえて会おうとはならない関係。

物が離れる時も似ている部分があって、あなたの昔のエネルギーにぴったりで所持していた物は、不思議とエネルギーが合わないと離れるということがあります。なくした物を手に入れた時は、今と同じ仕事、同じ環境、同じ気持ち、同じエネルギーだったでしょうか?

とにかくがむしゃらに何かにチャレンジしていた時の物には、そういう同じエネルギーがあるもの。今は落ち着いていたとしたら、今度は別の物が入ってくるはずです。

そういう意味では、自分自身も成長していて、まだまだ成長できる!と見つめなおせる機会ととらえてみてはいかがでしょう?

新しいチャンスに出会える

スマートフォンのデータがいっぱいになると、新しい写真はとれません。

今いるオフィスのある人が辞めたというのはとても寂しいことかもしれませんが、席が空かなければ新しい人が入ってきません。

本で溢れた本棚は、本がいっぱいある!と満足してしまって不思議とそれ以上本は増えません。

ところが、本棚を増やすとまた本が入ってきます。

スペースがないと新しい風が入ってこない、今、なくした物のおかげでスペースができました。ここに新しい物が入ってくるわけです。

今の自分やこれからの自分にぴったりな、新しい何か。

少なくともそのスペースが生まれました。

まとめ

大切な物がなくなると、寂しい気持ちになったり、不安になったり、人間は不思議なものです。

もともとは原始時代、食料がないと飢えてしまいますから、たくさん食料を確保しておくことが生存の要でした。

だから、物を集めたり、持っていると満足する、というのは生存の知恵だったわけです。

今では飢える、ということはなかなかない時代になりましたが、こういった生存の本能は残っているのです。だから物を持つことで私たちは安心します。

ですが、なくなった物はたくさんのメッセージを発信しています。

何かメッセージを受け取って次に進みたいですよね。

以上、ウワノソラ ヒルズのスタジオからお届けしました。

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ABOUTこの記事をかいた人

青山バジル

アパレル企業経営者。 大手企業に新卒入社するも3年で退社。その後フリーター、フリーランスを経てベンチャー企業に入社。現在はアパレルの会社を経営しながら面接を行う日々。 大手から中小企業、フリーランスまで自分自身の様々な仕事経験から、働き方に悩むビジネスマンに向けてメッセージを役に立つことをお届けします。