今日もウワノソラヒルズのスタジオからお届けします、はい、青山バジルです。
日本のハンコ社会とスピードの遅さを感じたできごとがあります。
今回ご縁である保険に入ったんですね。その中である一点を変更希望出しました。
すると、ハンコをいただきに行きます!というのです。
いやいやいや、一点変更するだけですよ?
PDFで送付し合ったら?
と言ったのですが、
《5分で終わりますから!》の一点張り・・・。
ハンコを貰うという5分+移動時間+交通費+準備に関わる時間などを考えたら企業としては大損失です。
個人としても、1時間はロスです、その時間があれば新しいアポイントの段取りを組むことだってできますよ。
それにメールをして返信をする、というのも時間もかかることです。タスク管理もしなくちゃいけないし。ハンコってどのくらいの効力があるんでしょう?
決済の遅い日本企業とは仕事したくない!と言われた
これは中国のビジネスパートナーが言っていたんです。
意思決定が遅い、と。
その方は日本大好きで、中国にある日系企業(かなり有名なところ)にいらした方なんですが、今は独立して会社を経営していらっしゃいます。
プランを日本企業に提案したのと同時に、韓国企業に提案したそうです。
日本企業は1年かかって、OKが出ました。
なんどもハンコを押して、稟議を通していったのでしょう。
ハンコは昭和のルール
部長、このプロジェクトは未来に向かって進めませんか?
日本企業で働く熱い青年は何度打つひしがれたでしょうね。
なかなかOKが出ないのですから。
実はこうしている間に1ヶ月もせずに韓国企業はOKが出たそうです。
日本企業がOKを出したそのとき、もう韓国企業のそのプロジェクトは11ヶ月早く進んでいたわけです。
日本企業は、上の顔色を伺って仕事します。
外資系は成果を考えて仕事をします。
今回の、ハンコください!も、お前維持でも今月にハンコもらってこい!という指示があったのでしょうね。
ハンコがなければ成果に繋がらない、というのは昭和のルールではないでしょうか。
外資系の申し込みや継続書類はサインしてPDF
会社で外資系のサービスを使っているものもありますが、ミーティングはテレビ電話です。
時間を決めてウェブで打ち合わせをしますから、行く必要も来てもらう必要もありません。
開始する書類などは、PDFで送ってもらってサインしてメールです。
一応日本なので、代表印は押されていますが。
これでは世界のスピードに取り残されてしまう、というのは一目瞭然ですよね。
以上、ウワノソラヒルズのスタジオから、ハンコを持ち歩くのが大変だから、せめて指紋認証じゃだめかな?と切実に思う青山バジルがお届けしました。
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