ホッピーはご存知ですか?
お恥ずかしい話、バジルは最近まで何者なのか知りませんでした。ホッピーと書かれた炭酸を、焼酎の中に入れる、それを混ぜて飲むのです。
炭酸の方が外、焼酎は中といいます。それで、これを最初セットで頼んだら、あとはどちらかだけを頼むことができます。
セットで飲んで、外のホッピー側が余ったら、中だけをオーダーすればまた楽しめるというもの。
この、ホッピーの中と外はどちらかが欠けてもいけません。
中だけでは強い焼酎でしかないし、外だけでは炭酸です。でも、濃度はそれぞれ人によって違うんですね。
だから、中と外のオーダーの度合いも人それぞれ。
これって私は、仕事と遊びに似ているなあと思うんです。
仕事ばっかりだと、視点が小さくなる。かといって、遊んでばっかりだと意外とつまらない。
7連休が続く、なんてことはもう何十年もないんですが、休みは3日くらいで飽きてしまうのが私です。
旅行は別ですよ、5日いても新たな場所は新鮮です。突然7連休貰っても、持て余しませんか?
で、仕事したくなるんですよね。
閉じこもって、しばらく仕事しなかった時期があります。会社を辞めた日も、物凄い解放感でした。
でも、10日くらいするとさすがに不安になります。社会と繋がっていない気持ちになりました。
人って、結局誰かの何か、役に立ちたい、つまり仕事したいんですよね。
でも、仕事ばかりだとそれはそれで煮詰まるんです。
毎日23時過ぎまで仕事、それでも終わらない、休みもない、、
これでは体も壊してしまうかもしれないし、感性も養われません。
ホッピーのように、偏らないでバランスをとっていくことが大事だと思います。
これは、仕事と家庭にも同じようなことがいえます。
仕事だけうまくいっても幸せだな、と感じ続けるのはなかなか難しいんです。
でも、遊び、家庭、そういったものを楽しむ、守る、築く、そのためには仕事が必須。
それに、遊びの中から仕事のアイデアが浮かぶこともありますよ。
以上、ウワノソラヒルズのスタジオから、ホッピーは黒しか飲んだことがない青山バジルがお届けしました。
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